カナダ人の歌

この曲を聴くと、このアーティストはいかにもカナダ人らしいと思う。
感情的にはストレートで、日々の自然現象を日常的に意識しているところは日本人に似ているかもしれない。
ここまで愚直じゃなくてもと思う。



曰く、「地震速報を聴いて、地震は怖くないけど、世界の終わりになったら、会いに来てくれるよね？」
地震をラブソングの引き合いに出すところが、ナチュラルコンシャスと思う。
世界の終焉まで、彼女に会わないつもりがないなら、会いに来てもらうの待たずに、いま会いに行けば良いじゃないかとツッコミたくなるが、何かの意地っ張りで、双方は「今は」会いたくないらしい。

静寂なアレンジと綺麗なメロディなので、聞き入っているが。
と、こうしてディスりつつ、この曲が好きな自分も意地っ張りなんだろうと思う。