SSブログ

ハノイつけ麺 [珍しい食べ物]

つけ麺と言うより、正しくは、つけブンだ。
ベトナム料理で有名な麺はフォーだが、ブンもベトナムの麺だ。
違いは形だけで、フォーはきしめんみたいに平たく、ブンは丸い。ブンもフォーもコメから作り、色は白い。

看板にブタのマスコットが描かれていたので、豚料理の店だと思って入ってみた。
言葉が全然分からないし、大した値段ではないので、セットメニューの一番高いやつと、揚げ春巻きを指差して注文した。
そして、目の前に並べられたのが、写真の様子である。
4つの皿をドンドンと置かれても、どうしたら良いのか困ってしまったので、ウェイターに「これ、どうやって食べるの?」と日本語で聞いてみる。
こちらの言葉には首を傾げていたが、身振りを加えると、食べ方に困っているのを理解してくれた。
まずブンを指差し、スープへ移す動作をした。次に野菜を指差し、スープへ移す動作、春巻きを指差し、スープへ。
「それで食べるってこと?」と日本語で聞くと、大きく頷いた。
そこで、ブンを2回スープに入れて、次に野菜を2回くらいスープのどんぶりに入れた。どんぶりには、元々豚肉がたくさん入っていて、ブンだって隙間にしか入らないくらいだから、野菜は落ちそうだ。それに野菜は生だから、スープに浸さなきゃ味しないだろう、などと思っていると、ウェイターが横から、違う違うと首を横に振る。
一回づつつけて、食べるということのようだ。
「そりゃそうだよね。そうするよ。」と言ったら、ニッコリした。
スープはギトギトだが、ブンも野菜もサッパリ系なので、組み合わせが良い。
おいしかった。

2019-08-17T10:21:48.jpeg

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。