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飛び石連休 [雑事]

飛び石連休の最終日の今日も川原に出向いた。
忘れ物もなく、順調に歩き始めた。

今日の天気予報は晴れだが、この時間はまだ雲が立ち込めている。
寒さは相変わらずだが、風が強い。
これだと体温が上がりづらいなぁと思いつつ、音楽とタイマーをかける。

歩き始めてだいたい10分弱のところに小さいダムのような人口の滝のようなものがある。
堰(せき)というらしいが、この堰の上流側は水面が穏やかで、水鳥の家族が多い。
遠目で何の家族かはわからないが、カルガモかな?
写真を撮るのは、体が温まった復路にしていたのだが、立ち止まった。
家族がいるのは茶色いカモで、頭が緑のカモはたいていつがいだ。
色好みのカモは家族を持たないのだろうか。
今日は、カモの家族がいくつかあって、賑わっているので、写真を撮ったが、しばらく見ていると、よく見ると白い影がいくつもあり、サギもたくさんいる。

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この間までは新顔と思っていたのだが、こんなにたくさんサギがいるとは思わなかった。
動かないから風景に隠れてしまっていたらしい。
鳩にも見えるし。
まだ往路で、体も温まっていないので、先を急ぐ。
タイマーは回ったままだったので、歩幅は少し大きくして速度を上げた。
まぁ、タイマーが鳴ったからと言って、すぐに引き返すほど急いだ用事もないし、などと考えつつ歩き続ける。
往路は堤の上に整備されたサイクリングロードを歩き、復路は川面に近い道路を使う。
サイクリングロードから川面へ迂回できる道は、ところどころにしかなく、いつもタイマーがなるのは迂回路が現れる間隔が長い部分なので、鳴ったら手前の迂回路まで引き返して川面に降りるか、手前の迂回路で川面に出ておいて、タイマーがなったときに引き返す。
今日は、堤の上を歩いて、次の迂回路まで行くことにする。
果たして、タイマーはほぼいつもの位置で鳴った。
ふと見上げると、大木が目に飛び込んできた。

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木の葉が色づいているが、足元には散った葉が緑を覆っている。
今日は風が強いが、今日の風だけで散ったのだろうか。
堤の上を歩いて迂回路から川面に近い道に出る。
川面に近いといっても道と川の間は草が生えている。
強い風で背が高い穂が翻弄され、風がやんでも同じ方向を向いてうな垂れているように見える。

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この草むらの足元に、釣り人が潜んでいたりするのだが、気にかけずに音楽をかけながらかっ歩していると、草の切れ目から川が見える。
ちょうど先週、初めてサギを発見した場所だ。
しかも、同じ石にサギがたたずんでいる。色も白く、同じサギか?

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先週と違い、今日は風があり、サギも首を上げている。
シャッターを切ったその直後、

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そのサギは飛び立ってしまった。
おそらく、先週のサギとは別物だろう。
今日は、サギの飛翔を見れたのは良かったが、もう少し色々なポーズを撮ってから行って欲しかったなぁと名残惜しんで、再び復路を歩き出す。
今日はカモの家族もたくさんいたし、サギもたくさん見れた。
渡鳥がこの周辺で冬越しをしようと、続々と飛来しているのだろうか。
長旅の疲れを癒しているひと時なのかもしれない、などと想像を掻き立てていると、また石の上にサギがたたずんでいるのが目に入った。
今度は色がついている、アオサギ?
とポケットからリズムを刻んでいるiPhoneを取り出し、カメラを起動し、写真の構図を決めた瞬間にアオサギ君は羽を広げた。

IMG_4368D.jpeg

大きな翼をバサンバサンと上下に動かし川面を這うように飛んでいってしまった。
風が吹くと、飛びたくなるのだろうか。
首を下に折り曲げて微動だにしないのは風を待っている時で、吹き始めるとすっくと高く首を高く持ち上げ、飛び立ちの瞬間を図っているかのようだ。
強い風の中では、上空で風に乗っている方が楽なのだろうか。あの細い足では強風に煽られながら直立するのは体力を消耗しそうだ。
サギとの短い遭遇を顧みながら、リズムに合わせて復路の歩を刻んで行く。
往路で通った堰には、もっと鳥たちが集まっているかと思いきや、一羽残らず去ってしまっていた。
堰に立って水中を伺っていたサギもカモの家族もどこへ行ってしまったのか。朝ごはんが終わって、遊びに出かけたのだろうか。
その風景を目で確認しながら、歩を緩めることなく堰は通過した。
この後は、復路は公園の原っぱを歩くことになる。
大きな原っぱに誰もいない。以前、犬を離して全速力で追いかけっこを楽しんで原っぱを独り占めしている飼い主もいた場所だ。
そんな人がいたら、遠慮して堤の上を通っても良いのだが、誰もいないので、この私がポツポツと横断して原っぱを行く。
冬支度の済んで、すっかり葉が落ちている木が目に入る。
高らかに鳥の鳴き声が周囲を突き抜ける。
あれ?音の主はこの木にいるのかな?
と見上げると、声の主が見つかった。

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のど自慢の練習だろうか。陰気ではない、かといって陽気とも言えない歌声が響き渡る。
しばらく、この木の下で歩を止め、また歩き出す。
また珍しい木が目に入る。
葉はないので幹や枝の茶色が寒々しいが、枝の先には小さな花びらが開きつつある。
色からすると桜?

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日本では桜は春に咲くものだが、特に季節は関係なく、どの時期でも調整可能といっている人がいたが、この木だけ開花時期がずれてしまったのだろうか。
首を傾げながら、再び復路に戻ると、花壇が見えてきた。
この花壇は何年か前に通った時もその年の形になっていたが、早くも咲いてしまったようだ。

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この花壇を撮ったのは思えば、10年以上前かもしれない。
そして、今日もシャツは汗まみれで帰った。
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新顔 [雑事]

ここ何週間か毎週末に出かけている川沿いのサイクリングロードで、昨日もウォーキング。
オーバーウェイトで膝を傷めるのを心配して、走らずに歩く。
歩くのも30分を目安として、15分のタイマーをかけて1方向に歩き出し、タイマーが鳴ったら引き返す。
それだけでも、戻る頃にはシャツはびしょ濡れになる。

家からは車で5分程度の駐車場に停める。
最近は寒くもなってきたが、歩き始める時間はまだ完全な明るさではなくなってきたなぁと考えながら、ブレーキをかけてエンジンを止める。
その時にやっと脳みそがハタと気がつく、今日は靴と靴下を忘れた、と。
いつもサンダルを履いて、靴と靴下は持ってくるのが日課だ。
靴が無いのでは、そこで悩んで佇む時間も無駄なだけだ、と引き返す。
結局川原に戻って来たのは20分後だった。

川上に向かって歩き出す。
いつもの風景だが、寒さが新鮮だ。
iPhoneで音楽をかける。イヤホンはしないので、かけ流しになる。歩幅に合わせた選曲のプレイリストをランダム再生する。
そしてタイマーをかける。
たまにすれ違ったり、追い抜き、追い抜かれるだけなので音楽かけ流しも気にならない。
プレイリストは、毎月集まった曲ごとにまとめている。でも、気に入った曲が少ない月もあるので、そういう時は数ヶ月まとまったりする。
今年の6月から9月は少なかった。
10月以降も少ないので、11月、12月の3ヶ月はまとまってしまいそうだ。

タイマーが鳴ったので、引き返す。復路は気分を変えて、水際の道に降りる。
水に目をやると、水鳥たちがスイスイ泳いでいる中で、一羽すっくと背の高い白い鳥がいる。

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ここでは初めて見る新顔だ。サギの仲間かな?
オリンピックボランティアの時に見た時以来だが、季節は関係ないのかな?
しばらく、見守っているが微動だにしない。
もう一枚撮ろうと粘ったが、諦めて復路を進めた。

車に戻ると汗だくなので、スウェットは脱ぎ、エンジンをかけた。

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季節の移り変わり [雑事]

段々、朝のウォーキングも寒くなってきた。

川沿いのサイクリングロードも案外、毎回同じ人とすれ違うような気がする。
単に歩いたり、走ったり、自転車で行き来するだけでは、服装が変われば、前にすれ違ったかも見分けがつかない。
自転車に乗り、ポータブルラジオをカゴに入れ、AMラジオのトーク番組を鳴らし、ミラーのサングラスをかけ、ウインドブレーカーの上下をまとった初老の男性となると、毎回、同じ人なんだろうと思う。
この人は、川上の方でも川下の方でもすれ違う事がある。どこから来たのか、そして、どこへ向かっているのか長い距離をカバーしている。

なんて考えていると、「クワッ、クワッ」と声がする。
「よぉ、久しぶりじゃないかぁ」っと言ってるわけではないだろうが、慌ててカメラを取り出しシャッターを切った。

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