モンゴル岩塩のラーメン

珍しいと言うほど珍しい料理ではないが、見た目も普通の豚骨ラーメン。
モンゴル岩塩を使ったものが、この店の名物だと言うので、注文したところ、確かに独特の風味がした。
美味しいかどうかは個人差があるだろうが、他には無い、ここにしか無い独特の味のラーメンになっていた。

ベトナムのステーキ

日本から進出したファミレスチェーンのステーキではない。これはベトナムのステーキ料理、ビテットである。
ステーキの肉が硬め、ソースがたっぷりかかっていて、半熟の卵焼きとバケットが付いているのが特徴らしい。
ソースの味は、デミグラスほどは甘さがない。
半熟たまごはステーキと一緒に食べ、バケットはソースと絡めて食べるらしい。
帰国を直前に、まだ書くネタがあるとは。。。

ハノイつけ麺

つけ麺と言うより、正しくは、つけブンだ。
ベトナム料理で有名な麺はフォーだが、ブンもベトナムの麺だ。
違いは形だけで、フォーはきしめんみたいに平たく、ブンは丸い。ブンもフォーもコメから作り、色は白い。

看板にブタのマスコットが描かれていたので、豚料理の店だと思って入ってみた。
言葉が全然分からないし、大した値段ではないので、セットメニューの一番高いやつと、揚げ春巻きを指差して注文した。
そして、目の前に並べられたのが、写真の様子である。
4つの皿をドンドンと置かれても、どうしたら良いのか困ってしまったので、ウェイターに「これ、どうやって食べるの？」と日本語で聞いてみる。
こちらの言葉には首を傾げていたが、身振りを加えると、食べ方に困っているのを理解してくれた。
まずブンを指差し、スープへ移す動作をした。次に野菜を指差し、スープへ移す動作、春巻きを指差し、スープへ。
「それで食べるってこと？」と日本語で聞くと、大きく頷いた。
そこで、ブンを2回スープに入れて、次に野菜を2回くらいスープのどんぶりに入れた。どんぶりには、元々豚肉がたくさん入っていて、ブンだって隙間にしか入らないくらいだから、野菜は落ちそうだ。それに野菜は生だから、スープに浸さなきゃ味しないだろう、などと思っていると、ウェイターが横から、違う違うと首を横に振る。
一回づつつけて、食べるということのようだ。
「そりゃそうだよね。そうするよ。」と言ったら、ニッコリした。
スープはギトギトだが、ブンも野菜もサッパリ系なので、組み合わせが良い。
おいしかった。